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2013年3月25日 (月)

至近距離で突然リスに出会ったら

ここのリス達は、餌付けされてる訳ではないので、どこかのエゾリスのように餌を求めて人に近付いて来ることはありません。でも人通りが結構ある公園なので、人間の存在にはそれなりに慣れているようです。見通しの悪い角を曲がると突然目の前の地面にいるとか、見通しは良くても気が付かないまま近付いてしまってふと見上げると目の前の枝にいるとか、そういうことはよくあります。

後者の場合は、リスの方が先に人間に気付いているはずだけど、それでも逃げないのは、リスに気付いてない人間はそのまま通り過ぎると学習した結果でしょうか。実際、リスを気にせず通り過ぎる高校生とかは無視してるし。

でも、こちらがリスを探そうとして、それなりにアンテナを高くしてる時は、やっぱりある程度近付くと気配を感じて気付いてしまうんですよね^^

そういう突然の遭遇の際にリスが取る行動は、ほぼ次の3パターン。
1.驚いて逃げる。やっぱりこれが一番多いのは仕方ないですね。
2.その場で固まって、人がいなくなるのをやり過ごす。これもよくあるパターン。近くで写真は撮れますが、動かないのでイマイチ(ある意味贅沢な^^)。
3.いったん葉っぱの奥や幹の裏側に隠れて、人がいなくなるのをやり過ごす。今回の記事はこのパターン。

130325_01
5mぐらいの距離で、幹の隙間から顔を出してこちらの様子を伺っているリスに気付いてしまったのですが、これを撮った直後リスは顔を引っ込めました。

こうなった時、無理に幹の裏側を覗こうとして回り込むと、まず逃げられます。かといって、しばらく待っても動きはないので、リスは幹の裏を伝ってどこかに行った(実際、そういうこともありますが)、と思ってその場を去ればリスの思う壺^^

実際には幹の裏側に張り付いたまま、人がいなくなるのをひたすら待ってる訳です。こうなると根くらべで、先に動いた方が負け。でも、どうせ木の裏側にいて見えないのだから、ゆっくりと音を立てないように、少しだけこの木に近付かせてもらいました。

さて、こちらも気配を消して待つこと3分程、とうとうリスが出て来ました。目の前にいる人間は危険じゃないと判断したのかどうか実際は分かりませんが、と にかく至近距離(この時は3mぐらい)で人間の存在は無視して「普通に」行動するようになりました。もちろん、気付いてはいて、それなりに警戒はしてるの でしょうが、これだけ近くで自然な姿を見せてくれるのは嬉しいものです。

130325_02
1枚目の右上にある枝に移動しました。ここに何か隠してあったのでしょうか。

130325_03
でも、やっぱり無かったようです。

130325_04
周りを警戒している様子だったので、このまま逃げられるかとも思ったのですが、

130325_05
そのまま、この場所で毛づくろいを始めました。ここで1分ぐらい身だしなみを整えた後、木から降りて来て、

130325_06
食べ物を探します。

130325_07
んー、この辺に何かありそうな…、

130325_08
クルミ発見^^
この後はクルミを咥えて木に登り、いつものように食べ始めました。

やはり、近くで撮影するには、こちらから寄って行くのではなく、向こうから自然に来てくれるのを待つのがよろしいようで。これは野鳥撮影でも同じことですね。

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コメント

おはようございます(^^
不意に出会った時の極意みたいな感じに読ませて頂きました♪
「そうそう!そうだよね」って、感じです(^^
ジッと根比べも、だいたい3分~5分位って感じでおりました。

こちらの自宅近くのリスは、例の伐採により、超警戒心が
強くなって、かなり離れた位置でも動かずにジッとしてしまい
中々近寄れないし、姿を確認するのも大変でした。
今は望遠で、かなり離れた位置に居るリスを確認するだけで
敢えて近付かないようにしております(^^

投稿: bluem | 2013年3月26日 (火) 07時54分

bluemさん、コメントありがとうございます。

やっぱりそちらも同じような感じですか。
不意に出会うとびっくりしますが、多分リスの方がもっと
驚いていて「しまった、逃げなきゃ、どうしよう」みたいな
表情で、その場で固まってるのはカワイイものですよね。

投稿: リスのしっぽ | 2013年3月27日 (水) 00時28分

こんばんは^^
PCを開いてネットでサイトを見て回るのはたいてい夜なのですが、仕事で1日疲れた最後にリスたちの姿を見ると疲れが吹っ飛んで行きます♪
このかわいい姿や仕草を、至近距離で見られる機会に恵まれるなんて幸運ですね。
野生の動物はこちらが気付いてる気配を感じなければ警戒しないものなんでしょうか?
むかし、スケッチに夢中になっていて周りがまったく見えておらず、ふと意識を自分の周囲にもどすと1メートルほどの超至近距離にカモがいることに気づいて、お互いビックリしたことがあります(笑)
カモが本当にビックリしていたかどうかは想像なんですけど、『え!気付かれた?』と動揺したようなぎこちない挙動でさりげなく遠ざかっていったのを思い出しました。

投稿: シュウ | 2013年3月29日 (金) 00時35分

シュウさん、コメントありがとうございます。

自宅のすぐ近くにリスが住んでる場所があったのはとても
ラッキーだと思っています。実際、今の場所に住むまでは
リスがいることも知らなかったんです。日々散歩するように
なって、時々見かけるリスに魅せられて、今ではすっかり
ハマってしまってます。

野生動物は、こちらが気付いてなくてもある程度の警戒は
していると思います。でも、人の方が気付いてないのなら、
わざわざ逃げるのも面倒だし、そのまま通り過ぎてくれる
といいなー、とか思ってるんですよ、きっと^^

それに、リスの方も人間を区別していて、いつも見かける
この人は近付いても大丈夫、とか思ってるのかもしれません。
以前リスの周りをカメラを持った人間が取り囲んでしまった
ことがあって、行き場所をなくしたリスが選んだ逃げ道が
私のすぐ脇でした。その時は、勝手にそう思って少し嬉し
かったりもしました^^

投稿: リスのしっぽ | 2013年3月30日 (土) 02時07分

はじめまして。
うらやましいですね。餌付けされてないリスって。

札幌在住ですが、ほんとエゾリスはことごとく餌付けリスなので困ります。
数少ない餌付けされてないエゾリスがいる場所も知っていますが、春になると
山に帰っていなくなったり、原生林を控えていてすぐに姿が追っかけられなく
なったりで定期的に撮影できる場所がないのが悩みです。

ところで私もエゾリスとばったり出会った経験が何度もあります。
そのときのエゾリスの固まり方といったらないですね。

私のブログのプロフィール写真は、その出会ったときの驚きのリスの表情なんです。
この写真撮ったあとであとずさりして50mぐらい離れて観察したら4,5分ぐらい
してやっと外に出てきました。怖かったんだろうなとなんだか申し訳ない気持ちに
なりましたが。

十勝では街中の公園などで気軽に撮れる環境がありますが、確かにじっとしていると
リスの方から寄ってくるという現象がよくありますね。
動かなければ結構足下で平気で食事していたりします。

投稿: koppel | 2013年4月27日 (土) 16時01分

koppelさん、コメントありがとうございます。

札幌の餌付けの話は確かによく聞きますね。koppelさんのサイトにも
時々お邪魔してますが「餌付け写真はやめて下さい」の記事とか全く
その通りだと思っています。

こちらの公園でも餌を与える人はたまにいますが、今のところあまり
大きな問題にはなってません。餌台とかの決まった場所はないし、
その辺に適当にクルミとか置いてあればそのうちリスが食べますが、
この公園の森はもともとクルミの木だらけで食べ物は豊富なので
影響は少ないようです。餌に釣られて人間に寄ってくるようなことは
絶対にありませんから^^

それでも山奥のリスよりは相当に人馴れしてるので、わりと近くで
自然な姿を見せてくれるのが楽しいところです。十勝には行ったこと
はありませんが、こちらももしかしたらそんな感じなのかもしれません。
街中の公園だけど、多くのリスが住んでいるのは、やたらとあるクルミ
が理由でしょうね。昔からリス達が種蒔きして増やしたクルミです。

投稿: リスのしっぽ | 2013年4月29日 (月) 01時12分

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